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観海寺温泉完全ガイド|別府湾を見下ろす、絶景リゾートの湯|ゆけむり手帖

別府湾を一望する観海寺温泉の高台リゾートと露天風呂

この記事のポイント

  • 観海寺温泉は別府湾を見下ろす高台のリゾート温泉地です。
  • 5段の大展望露天「棚湯」で名高い杉乃井ホテルなど、絶景の湯が魅力です。
  • 記念日の旅やちょっと贅沢な一泊にぴったりのエリアです。

坂を上るほどに、視界がひらけていく。やがて湯船に身を沈めると、目の前いっぱいに別府湾の青がひろがり、湯あたまと水平線がひとつにつながる——。観海寺(かんかいじ)温泉は、その名のとおり「海を観るための温泉」。別府八湯のなかでも、絶景という一点において群を抜く湯どころです。

高台に立ち並ぶリゾートホテルからの大パノラマ、空と海に溶けるようなコバルトブルーの露天風呂。日常をふっと忘れさせてくれる“非日常の湯あみ”を求めるなら、ここ観海寺へ。記念日の旅や、ちょっと贅沢な一泊に、これ以上ふさわしいエリアはありません。

この記事では、観海寺温泉の絶景名湯から、楽しみ方、アクセス、宿選びまでをまとめました。別府旅のハイライトを探している方へ、とっておきの一冊です。

迷わない別府旅。今日は、空に近い湯へ。

別府八湯ぜんたいの地図をつかみたい方は、こちらもどうぞ。

別府八湯完全ガイド

観海寺温泉って、どんなところ?

観海寺温泉は、鶴見岳から別府湾へ注ぐ朝見川の上流、標高150メートルほどの山の斜面に広がる温泉地です。鎌倉時代から湯治場として知られた古い歴史を持ちながら、いまは近代的なリゾートホテルが立ち並ぶ、別府でもっとも“華やかで贅沢”な一帯へと発展しました。

最大の魅力は、なんといっても眺望。高台という立地を生かし、別府の街並みからその奥に広がる別府湾までを一望できます。晴れた日には、はるか四国の佐田岬まで見渡せることも。昼は青くきらめく海、夜は街の灯りがきらめく夜景と、時間によって表情を変える絶景が楽しめます。

お湯は、ナトリウム-塩化物泉を中心に、湯あがりにぽかぽかとあたたかさが続くのが特徴。歴史をたどれば、1931年(昭和6年)の大火で温泉街がほぼ全焼するという受難もありましたが、そこから立ち直り、いまや別府を代表するリゾート温泉地として輝きを取り戻しています。

このエリアの楽しみ方は、ほかの湯どころとは少し違います。共同浴場をはしごする“湯めぐり型”ではなく、眺めのよい一湯にじっくり身をあずけ、海と空を眺めて過ごす“滞在型”。だからこそ、日帰りでさっと立ち寄るより、ゆっくり時間をとって訪れたいエリアです。

それでは、観海寺が誇る“絶景の二大名湯”を見ていきましょう。

観海寺の絶景・二大名湯

杉乃井ホテル——別府最大級、絶景温泉エンターテインメント

観海寺温泉のシンボルといえば、70年以上の歴史を誇る大型リゾート「別府温泉 杉乃井ホテル」。近年は大規模なリニューアルが進み、フラッグシップの「宙館(そらかん)」をはじめとする複数の宿泊棟を擁する、別府最大級のスケールへと生まれ変わりました。

その名物が、5段の湯船を棚田のように広げた大展望露天風呂「棚湯(たなゆ)」。2023年に20年ぶりのリニューアルを遂げ、別府湾や街の夜景、晴れた日にははるか四国・佐田岬までを借景にした、圧倒的な開放感が味わえます。サウナエリアも拡充され、升を思わせる「升湯」や、音と光に包まれる「音の湯」など、新しい湯も登場しました。さらに最上階には、海抜約250メートルから絶景を望む宿泊者専用の「宙湯(そらゆ)」も。水着で楽しむ屋外型温泉「アクアガーデン」では、夜になると音と光の噴水ショーが繰り広げられ、子どもから大人までわくわくが止まりません。

宿泊はもちろん、棚湯やアクアガーデンは日帰りでも利用できます(時期により内容・料金が変わるため、最新情報をご確認ください)。「温泉でこんなに遊べるの?」と驚くこと間違いなしの、温泉エンターテインメントの決定版です。

いちのいで会館——空と海に溶ける、奇跡のコバルトブルー

もうひとつ、観海寺で外せないのが「いちのいで会館」。住宅街の急な坂を上った先にある、まるで隠れ家のような日帰り温泉です。

ここの名物は、なんといっても全国でも珍しいコバルトブルーのお湯。空と海を映したような神秘的な青の露天風呂は、晴れた日にはいっそう鮮やかに輝き、思わず息をのむ美しさです。お湯の色は、その日の天気や時間、湯の入れ替えのタイミングによって、ミルキーブルーからクリスタルブルーへと表情を変えるのだとか。「訪れるたびに色が違う」と、何度も通うファンが絶えません。肌をなめらかに整えるメタケイ酸を豊富に含む“美肌の湯”としても知られています。

仕出し屋さんが営む施設で、入浴のみの利用もできますが、別府の郷土料理とあわせて楽しむのもおすすめ。坂を上った先で待つ、青いお湯と絶景のごほうびを、ぜひ味わってみてください。

※男女入れ替え制や利用できる湯船が日によって変わることがあります。料金・営業時間とあわせて、お出かけ前に最新情報をご確認ください。

観海寺温泉の楽しみ方

観海寺は、「絶景とともに過ごす時間」そのものが主役。せかせか湯めぐりをするより、ひとつの湯にゆったり身をあずけ、移ろう海と空を眺めるのがこのエリアの流儀です。

昼は青くきらめく別府湾、夕暮れには茜色に染まる空、夜は宝石を散りばめたような夜景——時間帯によって、まったく違う絶景が楽しめます。記念日の旅、カップルでの一泊、家族みんなで遊べる温泉リゾートステイなど、「特別な一日」にぴったり。日帰りでも、棚湯やいちのいで会館の絶景湯で、ぐっと贅沢な気分が味わえます。

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アクセス——観海寺温泉への行き方

観海寺温泉は高台にあるため、移動は車かバス・シャトルが中心になります。

  • シャトル・バス:杉乃井ホテルはJR別府駅から無料シャトルバスで約10分。路線バスでもアクセスできます。
  • :高速道路の別府インターから約5分。別府市街からは観海寺方面へ坂を上ります。大型ホテルには無料駐車場が整っています。
  • 注意:いちのいで会館などは住宅街の細く急な坂の先にあります。大きな車は運転に注意し、案内に従って向かいましょう。

高台ゆえに徒歩での湯めぐりには向きませんが、その分、どの湯からも絶景が約束されているのが観海寺の魅力です。

なお、絶景の露天は天気しだいで印象が大きく変わります。海と空をくっきり見渡したいなら、よく晴れた日の昼間が狙い目。夕暮れから夜にかけては、茜色の空や街の夜景がロマンチックで、時間帯を変えて二度訪れる価値があります。日帰り利用は時期によって受付時間や内容が変わることがあるので、訪問前に確認しておくと安心です。

→ 車がない場合の回り方は 車なしで楽しむ別府ガイド

泊まるなら——絶景リゾートで過ごす特別な一夜

観海寺温泉は、別府で「泊まってこそ」真価を発揮するエリアです。別府湾を見下ろす客室、夜景を眺めながらの湯あみ、多彩なビュッフェやアミューズメント——非日常の滞在が、旅の思い出を格別なものにしてくれます。

記念日やご褒美旅にはラグジュアリーなリゾートホテルを、家族旅行には温泉もプールも楽しめる大型ホテルを。目的に合わせて選べるのも、宿の選択肢が豊富な観海寺ならでは。人気の宿は早くから埋まることも多いので、日程が決まったら早めに空室をのぞいておくと安心です。

ひと足のばして——観海寺周辺の楽しみ

絶景の湯あみのあとは、高台ならではのレジャーも一緒に楽しめます。観海寺のある別府の山手側には、ケーブルカーで斜面を上る、九州でも指折りの歴史を持つレトロ遊園地「別府ラクテンチ」があります。花と動物にあふれた園内や観覧車からは、別府の街と海を見下ろす眺めが広がり、子ども連れの家族旅行にぴったり。温泉とあわせて訪れれば、一日たっぷり遊べます。

別府湾沿いまで下りれば、海の生きものとふれあえる水族館や、野生のサルで知られる高崎山など、家族で楽しめるスポットも点在。観海寺を拠点に「絶景の湯+レジャー」を組み合わせるのも、贅沢な過ごし方です。

こんな人におすすめ

  • 別府湾の絶景を眺めながら、贅沢に湯あみしたい人
  • 記念日やご褒美旅で、特別な一泊を過ごしたい人
  • 温泉もプールも楽しめる、家族で遊べるリゾートを探している人
  • コバルトブルーの湯など、“映える”温泉に出会いたい人

おわりに——空に近い湯で、忘れられない一日を

別府湾の大パノラマ、棚田のように連なる露天、空と海に溶けるコバルトブルー。観海寺温泉は、別府旅のクライマックスにふさわしい、絶景の湯どころです。

湯けむりの街歩きとはまた違う、ひらけた空と海の解放感。一度味わえば、きっと「また、あの景色に会いに行きたい」と思うはずです。

迷わない別府旅を、ゆけむり手帖と一緒に。

→ 次はどのエリアへ? 別府八湯完全ガイド

※本記事の施設情報・歴史は、別府市および各施設の公表情報をもとにしています。料金・営業時間・休業日・施設内容・泉質などは変更される場合がありますので、お出かけ前に各施設の最新情報を必ずご確認ください。温泉の感じ方には個人差があり、効能を保証するものではありません。体調に合わせて、無理のない範囲でお楽しみください。

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よくある質問 Q&A

観海寺温泉はどんな温泉地?

別府八湯のひとつで、標高150メートルほどの高台に広がるリゾート温泉地です。別府の街並みから別府湾までを一望できる絶景が魅力で、近代的な大型ホテルが立ち並びます。鎌倉時代から続く歴史を持ち、お湯はナトリウム-塩化物泉が中心です。

観海寺温泉で絶景の湯に入れるのは?

杉乃井ホテルの大展望露天風呂「棚湯」(5段の湯船から別府湾を望む)と、コバルトブルーのお湯で知られる「いちのいで会館」の露天風呂が二大名湯です。どちらも別府湾の眺めが楽しめます。

日帰りでも楽しめる?

楽しめます。杉乃井ホテルの棚湯やアクアガーデン、いちのいで会館は日帰り利用が可能です。ただし内容や料金は時期により変わるため、お出かけ前に最新情報をご確認ください。

観海寺温泉へのアクセスは?

高台にあるため車かバス・シャトルが中心です。杉乃井ホテルはJR別府駅から無料シャトルバスで約10分、別府インターから約5分。いちのいで会館などは住宅街の急な坂の先にあるので運転に注意しましょう。

どんな人におすすめ?

別府湾の絶景を眺めながら贅沢に湯あみしたい人、記念日やご褒美旅で特別な一泊を過ごしたい人、温泉もプールも楽しめる家族向けリゾートを探している人におすすめです。

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