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とり天完全ガイド|別府名物の発祥・食べ方・名店まとめ

この記事のポイント
- とり天とは何か、からあげとの違い
- とり天の発祥・歴史(諸説と、発祥とされる名店)
- おいしい食べ方(タレ・薬味・部位の楽しみ方)
- 別府でとり天を味わえる、タイプ別の代表的なお店
- 旅行プランへの組み込み方とFAQ
別府に来たら、まず食べてほしいもの。その筆頭が「とり天」です。
衣をひと口かじると、サクッ、ふわっ。中からは、やわらかな鶏肉の旨みがじゅわっとあふれます。からあげとも、ふつうの天ぷらとも違う、別府生まれのこの軽やかなおいしさは、一度味わうとクセになります。大分では家庭でもおなじみの“ソウルフード”。だからこそ、お店ごとに衣もタレも個性さまざまで、食べ比べる楽しみも尽きません。
このガイドでは、とり天とは何か、からあげとの違い、発祥の物語から、おいしい食べ方、別府で味わえる代表的なお店まで、まるごとご案内します。これを読めば、あなたも“とり天通”。さあ、別府の鶏天巡りへ。
迷わない別府旅。今日のお昼は、とり天で決まり。
とり天の特徴・魅力
とり天とは? からあげとの違い
とり天とは、ひと口大の鶏肉に下味をつけ、天ぷらの衣で包んで揚げた料理です。粉をまぶして揚げる「からあげ」とは違い、卵を使ったふんわりとした衣が特徴。サクッと軽い衣と、ふっくらジューシーな鶏肉のコントラストが魅力です。
食べ方も独特で、多くのお店では、ポン酢や酢醤油に、練りがらしを添えていただきます。大分名産のカボスを搾れば、爽やかな酸味がさらに食欲をそそります。鶏肉の部位はお店によってさまざまで、あっさりしたむね肉、ジューシーなもも肉、ぷりっとしたせせり(首肉)など、それぞれの持ち味が楽しめます。
別府発祥の物語
とり天の発祥には諸説ありますが、その“発祥の店”として広く知られるのが、別府市の「レストラン東洋軒」です。大正15年(1926年)、東京の帝国ホテルなどで腕を磨いたシェフが、大分初のレストランとして創業した老舗。西洋料理と中華料理を提供するなかで、初代が中華の鶏料理を和風にアレンジした一皿が、とり天の原型になったと伝えられています。当時は「炸鶏丸(ジャーチータン)」などと呼ばれていたそうです。
その後、別府や大分市のいくつかの名店から広まり、今では大分県民が日常的に食べる“ソウルフード”に。専門店は意外と少なく、洋食店・和食店・居酒屋・食堂など、さまざまなジャンルのお店がそれぞれの自慢のとり天を出しているのも、大分ならではの面白さです。
おすすめの楽しみ方
とり天を120%楽しむための、ちょっとしたコツをご紹介します。
まずはそのまま、次にタレで。 お店がこだわって下味をつけているので、最初の一個は何もつけずに。鶏とごま油や薬味の香りを楽しんだら、次はポン酢や酢醤油+からし、カボスを搾って——と、味の変化を楽しみましょう。
定食でがっつり、単品でシェア。 ボリュームのある「とり天定食」はランチにぴったり。ごはんを大分の郷土食「鶏めし」に変更できるお店もあります。少しずついろいろ食べたいなら、単品で頼んでシェアするのもおすすめです。
食べ比べる。 お店ごとに、衣(薄めサクサク/厚めふんわり)、部位(むね/もも/せせり)、タレ(甘い自家製ダレ/さっぱりポン酢)が違います。何軒か巡って“自分好みの一皿”を見つけるのも、別府ならではの楽しみ方です。
テイクアウトも。 持ち帰りやお弁当を用意するお店もあり、冷めてもおいしいのがとり天のいいところ。旅のおともにも向いています。
別府でとり天を味わうなら——タイプ別の名店
別府市内には、とり天が評判のお店がたくさんあります。ここでは性格の異なる代表的なお店を、タイプ別にご紹介します。
※営業時間・定休日・メニュー・価格は変わりやすいため、お出かけ前に必ず各店の公式情報をご確認ください。人気店はお昼どきや週末に混みあうことが多いので、開店直後や時間をずらしての来店がおすすめです。
発祥の味を求めて——レストラン東洋軒
とり天発祥の店として名高い老舗(別府市石垣東)。看板の「本家とり天定食」は、衣に水を使わずごま油を加えて軽く仕上げるのが東洋軒流で、噛むとにんにくとごまの香りがふわっと広がります。カボス酢醤油とからしでいただくのが伝統のスタイル。百貨店トキハ別府店にも支店があります。元祖の味を一度は、という方にまず挙げたい一軒です。
老舗洋食店の味——グリルみつば
別府駅から徒歩約10分、竹瓦温泉のすぐ近くにある、昭和28年(1953年)創業の老舗洋食店。ふんわりとした衣のとり天に、甘めの自家製ダレがたっぷりかかるのが特徴です。ブランド牛「豊後牛」の鉄板焼きなど洋食メニューも充実しており、地元で長く愛されてきた温かい雰囲気のお店です。
海の幸と一緒に——とよ常
別府駅から徒歩圏の和食の人気店。豊後水道の新鮮な魚介を使った海鮮料理や、名物の天丼とあわせてとり天を楽しめます。大分では珍しい「せせり」を使ったとり天が味わえるのもこのお店ならでは。別府駅前店もあり、観光の合間に立ち寄りやすいのも魅力です。
駅近で手軽に——別府駅周辺のお店
「移動の合間にさっと食べたい」なら、別府駅周辺へ。下味をしっかりきかせた個性派のとり天定食を出すお店や、駅構内で気軽に大分名物を味わえるお店、地元の人に愛される食堂など、選択肢はさまざま。むね肉派・もも肉派、タレの好みで選ぶのも楽しいものです。
→ ランチ全般の選び方は ランチガイド → 海鮮もあわせて楽しむなら 海鮮グルメガイド
旅行プランへの組み込み方
とり天は、別府旅のランチにぴったり。湯めぐりや観光の合間に、無理なく組み込めます。
たとえば、午前中に別府温泉エリア(駅周辺)を散策したあと、お昼にとり天の名店へ。午後は鉄輪温泉で湯けむり散歩や地獄蒸し、夜は海の幸——という流れなら、別府の“食の名物”をバランスよく味わえます。発祥の東洋軒は別府駅から少し離れているため、車やバスでのアクセスを。駅周辺の店なら、徒歩での湯めぐりや街歩きと組み合わせやすくなります。
人気店は行列ができることもあるので、時間に余裕をもった計画がおすすめです。
→ 別府の食を一日で楽しむ流れは 別府グルメ完全ガイド → 温泉とあわせた回り方は 別府八湯完全ガイド/別府 1泊2日モデルコース → 車なしでも大丈夫 車なしで楽しむ別府ガイド
まとめ
別府発祥の“ふわっと”名物、とり天。発祥の老舗から、洋食店、和食店、駅前の食堂まで、お店ごとに衣もタレも個性さまざまです。からあげとはひと味違うこの軽やかなおいしさは、別府旅の忘れられない一皿になるはず。
ぜひ何軒か食べ比べて、あなただけの“お気に入りのとり天”を見つけてください。
迷わない別府旅を、ゆけむり手帖と一緒に。
※本記事で紹介する料理・店舗の情報は、公開時点で一般に知られている特徴をもとに編集しています。メニュー・価格・営業時間・定休日などは変更される場合がありますので、お出かけ前に各店舗の公式情報を必ずご確認ください。掲載は特定の順位づけや優劣を示すものではありません。
よくある質問 Q&A
とり天とからあげは何が違うの?
とり天は鶏肉を天ぷらの衣(卵入りの衣)で包んで揚げたもので、ふんわりとした食感が特徴です。粉をまぶして揚げるからあげとは衣も食感も異なり、ポン酢や酢醤油、からしで食べるのが一般的です。
とり天の発祥のお店はどこ?
諸説ありますが、別府市の「レストラン東洋軒」が発祥の店として広く知られています。大正15年(1926年)創業の老舗です。
むね肉ともも肉、どちらが多い?
お店によって異なります。あっさりしたむね肉、ジューシーなもも肉、ぷりっとしたせせりなど、部位の違いも食べ比べの楽しみのひとつです。
予算の目安は?
とり天定食は1,000円台が目安です。単品やお持ち帰りを用意するお店もあります。最新の価格は各店の公式情報をご確認ください。
子どもでも食べやすい?
やわらかくてクセが少ないので、お子さまにも食べやすい料理です。タレを別添えにできるお店も多くあります。
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